【カヌー部】円山川に刻んだ「湊高魂」。 伝統を背負い、涙と笑顔で駆け抜けたインターハイ激闘録!

【カヌー部】円山川に刻んだ「湊高魂」。
伝統を背負い、涙と笑顔で駆け抜けたインターハイ激闘録!

2026年8月1日(土)から4日(火)にかけて、兵庫県豊岡市の「兵庫県立円山川公苑 特設カヌー競技場」にて、令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)カヌー競技大会が開催されました。

本校からは茨城県代表として、小池 諒弥選手(起業ビジネス科・3年1組)、澤畠 岳叶選手(起業ビジネス科・3年1組)、木田 未来選手(情報ビジネス科・3年2組)の3名が出場し、全国の強豪を相手に魂のパドリングを披露しました。

◯涙ながらに語った「伝統」への覚悟。部長・澤畠選手が背負った想い

今大会、選手たちの胸には特別な思いがありました。夏休み前に行われた壮行会。
全校生徒を前に、カヌー部部長の澤畠選手はマイクを握り、涙を堪えきれませんでした。
先輩たちも成し得なかった「決勝進出」を果たしたいという強い決意。そして、現在部員が3年生のみであるという厳しい現実。
カヌーがインターハイの正式種目となった第1回大会からただの一度も途切れることなく受け継がれてきた、「21年連続全国大会出場」という偉大な歴史が、自分たちの代で途絶えてしまうかもしれないという無念さと責任感を、彼は涙ながらに言葉にしました。
その悲壮なまでの覚悟は、全校生徒と教職員の心に深く刻まれ、チームは「湊高」の看板を背負って兵庫の地へ乗り込みました。

 

◯強豪ひしめく全国の舞台。200m・500mの両種目で全力を尽くす!

普段、選手たちが練習しているのは地元の「那珂川」です。毎日水しぶきを浴びながら、コツコツと練習を重ねてきました。
そんな彼らがいつも漕いでいる那珂川から、遠く兵庫県の「円山川」という最高の晴れ舞台へ!「那珂川でやってきたことを、円山川でも出し切ろう!」――場所は変わっても、これまでの努力がパドルを通してしっかり伝わってくるような全力の漕ぎを、200m・500mの両種目で見せてくれました。

大会は4日間にわたり、500m競技(1日・2日)と200m競技(3日・4日)が行われ、本校の選手たちは予選から全国の強豪校と激しく競り合いました。

澤畠選手:男子カヤックシングル(K-1)200m・500m
澤畠選手・小池選手:男子カヤックペア(K-2)200m・500m
木田選手:女子カナディアンシングル(C-1)200m・500m

特に8月3日に行われた200m予選では、澤畠選手がK-1予選1組に、澤畠・小池選手ペアがK-2予選2組に登場。また、木田選手も女子C-1予選3組に出場し、1レーンから力強いスタートを見せました。
先輩たちも未到達であった「決勝進出」という悲願には惜しくも届かなかったものの、3年生だけで守り抜き、第1回から続く伝統を繋いだその姿には、那珂湊高校の誇りである「湊高魂」が確かに宿っていました。

 

◯離れていても心は一つ!校内に響いたパブリックビューイングの歓声

競技が行われた兵庫県豊岡市と茨城を繋ぐべく、大会期間中、学校ではライブ配信による「パブリックビューイング」が実施されました。
教員や来校していた生徒たちが画面を囲み、一漕ぎに魂を込めて水面を駆ける選手たちにエールを送りました。
パドリングの鋭さが増すたびに、教室には大きな拍手と「行け!」「頑張れ!」という熱い声援が飛び交いました。
遠く離れた那珂湊の地から送られたエールは、間違いなく円山川を漕ぐ3人の背中を押し、彼らの力となりました。

 

◯勝敗を超えた絆と、次代へ繋ぐ「湊高カヌー部」の誇り

逆境の中でも21年の伝統の重みを背負い、最高の舞台で戦い抜いたこの夏の経験は、彼らの人生にとって何物にも代えがたい大きな財産となるはずです。
最後になりましたが、現地まで足を運んでくださった関係者の皆様、生徒、地域の皆様、本当にありがとうございました!

最高の夏をありがとう!那珂湊高校カヌー部!

 

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【カヌー部からのお知らせ:一緒に水上の風を感じませんか?】

3年生が引退を迎え、カヌー部では現在、新たな歴史を創る新入部員を募集しています。
インターハイ正式種目化の第1回から21年間、先輩たちがただの一度も途切れさせることなく繋いできた「全国大会出場」のバトン。次はあなたが受け継いでみませんか?
部員のほとんどが高校から始めるため、未経験でも全く問題ありません。
在校生はもちろん、本校への入学を考えている中学生の皆さんも、ぜひ地元の那珂川で一緒に最高の青春を過ごしましょう!
少しでも興味があれば、お気軽に顧問までお声がけください。